ディスプレイのヒト、モノ、コトをつなぐ JDCA

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GRADUATE'S
卒業生の紹介

武井 千賀さん

JDCA 1期生
2005年度受講生
1998年にベーカリーショップ「ピーターパン」へ販売社員として入社、販売統括のスーパーバイザーを経て独立された武井さん。2003年にベーカリー専門の販売コンサルティング会社「Tinker-bell」を設立し、ディスプレイクリエイター資格を取得した2005年からは、店舗ディスプレイにも本格的に取り組んでいらっしゃいます。現在ではディスプレイ設置施工、販売コンサルティング、出店・改装などのプロデュースから、販売員教育までトータルサポート業務を行う傍ら、業界専門誌へ接客とディスプレイに関する連載記事を執筆されるなど、幅広くご活躍されています。

興味から入ったディスプレイが、学ぶほどに楽しくなって。今や仕事というだけでなく、人生に欠かせない「スパイス」です。

ディスプレイを基礎から学びたかったんです

もともと、ベーカリーで販売をしながら店内のディスプレイをしていました。見よう見まねではありますが、ディスプレイはつねに身近なものでしたし、興味の対象でしたね。ですから、その原理や基礎知識をきちんと勉強してみたい、という思いがありました。
クリスマス用品を購入するために足を運んだYDM内にディスプレイの専門スクール「JDCA」があることを知り、さっそくパンフレットを入手しました。とても興味深かったので年明けに問い合わせしたのですが、その時にはすでにもう定員残数が少なくて。2月の説明会前に定員数に達してしまったらタイヘン!という思いから、その場で入学を決めてしまったんです。

JDCAのテキストは宝物、今でも大活躍しています

授業はすべてがタメになりました。すぐに役立つ言葉や知識が得られる「理論・概論」や、細かいテクニックが身につく「実習」はもちろんのこと、プレゼンテーションの方法や見積書の作成方法など、他では勉強できないこと・誰にも聞けないようなことが学べて、現在の仕事にとても役立っています。コンサルティングという仕事がら、お客様であるベーカリーのスタッフを指導する立場にいますが、専門用語を使う際や説明をする時には、JDCAの教科書を復習するようにしています。そういう意味でも教科書はまだまだ現役ですね(笑)。

人生に欠かせないものをJDCAで見つけました

仲間たちとの出会いも重要でした。今でもクラスメイトとはDC協会のサイトやメールなどで連絡をとって意見交換をしたり、助け合ったりしていますし、先生とも仕事を通じてお会いする機会があります。年に数回開催しているYDMのイベントなどで、懐かしいメンバーに会えるのも嬉しいですね。

ディスプレイは私にとって「スパイス」のようなもの。楽しいけどつらいこともある。そしてたくさんの刺激を与えてくれる。仕事の件数が増えるとアイデア出しに苦労しますが、お風呂でくつろいでいる時や外出中などに、ふと新しいデザインやアレンジのアイデアが浮かんできます。その瞬間がまた快感なんですよね(笑)。自分は何にでも挑戦してコツコツとがんばるタイプなのですが、その長所をいかして、もっともっと高度なテクニックやスキルを身につけ、将来は店舗のオープニングからの総合プロデュースを数多く手がけるクリエイターになりたいと思っています。

MESSAGE

ディスプレイは、自分が楽しみながら、皆に幸せを与えられる仕事です。ディスプレイのアドバイスをするコンサルタントという立場になった今でも、ついつい楽しくて自分で作っちゃうくらいですから(笑)。ベーカリーでは「ディスプレイをする」という意識がまだまだ低いのが現状ですが、この仕事を通じてより多くの方が興味を持ってくれたら…、なんて思いも持つようになりました。皆さんも始めればきっと自分なりの楽しみが見つかるはずです。まずは一歩を踏み出すことから。興味があったらぜひ仲間入りしてみてください!