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GRADUATE'S
卒業生の紹介

桐谷 綾乃さん

JDCA16期生
2014年度ライセンス取得コース受講生
2014年12月卒業生
株式会社玉屋 東京本部グッズ部デコレーター。岐阜県出身。33歳。アパレル企業の(株)玉屋に所属し、グッズブランドHeartdance/Lycka/&Giving/blancblueのデコレーターを担当。入社当時は販売職。その後、店長職を経て5年前に関東エリアに唯一の専属デコレーターとなる。展示会などのイベントディレクションや新店ディスプレイを担当。社内研修のVMD担当として、セミナー講師を任されることもある。

さらにもっと!学びたくなる気持ちでいっぱいです

スキルアップで仕事の幅を広げたい

仕事ではアパレル企業のグッズブランドのデコレーターとして、新店オープンの準備や展示会などを主に担当しているので、自分のスキル確認とさらなるスキルアップを図りたいと思い、JDCAでの修学を決めました。 仕事の現場では、いつも時間との戦いなんです(苦笑)。最終の商品情報や図面が上がってくるのは間際になってからなので、そこから迅速にデコレーションプランを具体化していきます。アクセサリーは細かいので、小さな什器や小物がたくさん必要なんですよ。時間も予算も限られたなかでのプランニングはいつも苦労します。計画どおりに作業が進められないハプニングも、よくあること。そんな時には応用力も求められます。今までは自分流にこなしてきたのですが、その経験をもっと確実なものにしていきたいと思っていたんです。年齢的なこともあって、仕事の幅を広げたいと思う時期でもあったんですね。 JDCAを知ったとき、いろいろな業種の方が受講されているのがとても興味深くて、ぜひここで学びたいと強く思いました。

すぐに編入を考えました

授業は初回からストライク!な内容でした(喜)。ディスプレイ業界のトレンド情報の解説や、その必要性、収集方法など、私の中で漠然としていたことを、分かりやすい言葉で的確に教えていただき、そのレベルの高さに感動したのを覚えています。その後のレッスンでも、専門用語やテグスワーク、デッサン手法など、いつも新しい発見があって、それらはすぐに仕事で実践できました。今まで自分流にこなしてきたことの確認もできて、やりがいにもつながっています。もっと早くから学んでいればよかった!と、入学してからすぐに思いました。初めは、とりあえずチャレンジコースを申し込んだのですが、すぐに編入を考えました。仕事をしながらの就学にすごく不安もありましたが、(やりたい!)という気持ちが勝り、上司に相談したところ、理解を得ることができました。どうせやるなら!と、ライセンス取得コースへの編入を決めたんです。

講師陣の現役パワー

講師のみなさんは、出し惜しみ無くいろいろな情報や知識を教えてくださる熱心な方ばかりでした。社内研修で、私自身も後輩指導を任されることがあるので、講師の方々の授業の進め方や、評価の仕方、話し方などもとても参考になります。みなさん現役で活躍されている方なので、現場でのウラ話を聴けたり、生の資料を見せてもらえることもあってとても興味深く傾聴しました。ただ、時間が限られているので質問もままならず、不完全燃焼な気持ちで帰路につくこともしばしば。もっと時間があればなぁ、と思うこともありました。

さらにもっと!学びたくなる気持ちでいっぱいです

学んできたことの集大成となるウィンドウ制作。私は「Hotels」のフレグランスシリーズを商品としてプランニングをしました。職場での経験にプラス、JDCAで学んできた事がより自信につながって、プランニングから制作、設置まで、楽しみながら仕上げることができました。卒業式の時には、優秀賞をいただくことができて、本当に嬉しかったです。でも、まだまだ学びたい、という気持ちも湧いてきています。ディスプレイって直接的な売り上げ効果は検証しづらいけれど、間接的に大きな役割を担っていると思うんです。その必要性をもっと広く知ってもらって、ディスプレイに割く予算をもっと増やしてもらえるように(苦笑)、私も更に経験を積んでいきたいです。

(2014年9月)

MESSAGE

私が入校を決めた理由のひとつに、異業種の方との交流がありました。業種や環境が違っても、ディスプレイに興味のある方たちですから、いろんな視点や感性が飛びだすんですよ。本当に勉強になるし、刺激になります。一緒に学んできたクラスメイトとは、これからも是非!つながって良い関係を続けていきたいですね。