ディスプレイのヒト、モノ、コトをつなぐ JDCA

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ディスプレイのヒト、モノ、コトをつなぐ JDCA

JDCAとは

JDCAは、ディスプレイクリエイターを育成する教育機関(Japan Display creators Academy)と、ディスプレイクリエイターの社会的活動をサポートする協会(Japan Display Creators Association)という二つの組織のコラボレーションによって新たに誕生した組織です。

ディスプレイクリエイターってなに?

消費者の視覚に訴え、購買を喚起するビジュアル・マーチャンダイジング(VMD)は今日、小売から飲食、各種サービスに至る多様な業種・業態の商業空間運営に不可欠な存在になっています。
百貨店や大規模チェーンストア・高級ブランドショップを中心に普及が進んだVMDは、これまでプランナー、ディレクター、デザイナー、デコレーターなど、多様な職能を持つ専門家の分業によって担われてきました。それは高品質なサービスの安定的供給を実現した一方で、より小規模な店舗におけるVMD普及の障害にもなっていました。 こうした中、プランニングからショーニングまでを一人で手掛けることで、多種多様な商業空間の幅広いニーズに一つ一つ応えてきたのが、私たちディスプレイクリエイターでした。その仕事は、決して多くの人の目にとまるようなものではないかもしれません。しかし、ほんのわずかかもしれませんが、縁の下の力持ちとしてVMDの普及、商業空間の活性化に貢献してきたと自負しています。

JDCAが目指すもの

JDCAは、分業化された業務の一部分だけに関わることに飽き足らず、商業空間のディスプレイをトータルに担う役割へと一歩足を踏み出したクリエイターたちの取り組みをこれからも積極的に支援していきます。
その具体的な使命として、私たちは以下の三つを掲げています。

  1. ディスプレイクリエイターという職能の社会的認知度の向上
  2. 各種セミナーやクリエイター間の交流を通した会員のスキル向上
  3. 社会へのスキル還元による、商業空間ディスプレイの質的向上

特に、③社会へのスキル還元による、商業空間ディスプレイの質的向上は、私たちが最も力を入れている部分です。
ディスプレイ資材の大手メーカーである株式会社ポピーが主体となり設立した教育機関、Japan Display Creators Academyにおける取り組みはその一例です。同社の多彩な取扱い商品に触れることができる直営店舗、横浜ディスプレイミュージアムを舞台に、業界の第一線で活躍する一流の講師陣が繰り広げる実践的な教育は、業界内でも高い評価を受け、2005年の設立以来、多くのディスプレイクリエイターを輩出しています。
また近年は、企業などに第一線のディスプレイクリエイターを講師として派遣する、研修・セミナーの開催にも積極的に取り組んでいます。現場のニーズへの柔軟な対応が可能な教育内容は、これまで研修・セミナーを実施した多くの企業からも高く評価されています。 私たちはこれらの多様な取り組みを通し、これからも日本の商業空間ディスプレイのより一層の品質向上に取り組んでいく所存です。