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GRADUATE'S
卒業生の紹介

干場 晴美 さん

ディスプレイクリエイター
食空間フラワーコーディネーター

テーブルコーディネイトと花を癒合させてホテルなどの食空間をプロデュースする

航空会社のディスパッチャー(運航管理者)から結婚と妊娠を機に、約10年間趣味で習っていたフラワーアレンジャーの世界に転身した干場晴美さん。実践経験ゼロという実力不足を補うため、まずは花屋さんで3年ほど働きました。並行して、どんな花のプロを目指したいのか、自問自答し、出した答えは、花を取り入れたテーブルコーディネイトという新しい挑戦でした。

干場さんはさっそくテーブルコーディネイトのスクールに通い始めます。2年後に資格も取得し、食空間フラワーコーディネーターとして独立。個人で請け負う仕事のほか、卒業したスクールの認定講師という立場でテーブルコーディネイトに花を取り入れた新プログラムの体系化作りにも尽力します。さらには、ホームパーティーのスタイリングも手がけるように。そんな折、デパートの空間装飾という初めての大仕事が舞い込み、引き受けます。クライアントには好評だったものの、自分の力不足を感じ、学びを深めるためにJDCAに入学しました。

 

「ディスプレイの現場でよく耳にした【VP】や【VMD】。その言葉の意味や理論はもちろん、ディスプレイの仕方まで理論立ててしっかり学べる『スペシャリストコース』は、知りたいことが網羅されていて、すべてが腑に落ちる感じでした」。商品を魅力的に見せるライトの当て方など、リアル店舗を使ったレッスンは実践さながらで、「プロとして活動する上で大きな自信につながりました」と話します。JDCAでの学びを通し、プロジェクトをトータルで見通せる力がつき、仕事の幅も広がっています。そのひとつが、1日1組限定というリゾートホテルのリニューアルです。風光明媚な土地に合わせた空間演出、地元食材を使った食事の提供、映えるテーブルコーディネイトなど、心地よいおもてなしのアイデアを練り、形にしようとしています。食品メーカーのプロモーションも手掛けるなど、多彩な活動を展開する干場さんが心がけていることは、「ストーリーを組み立てた上でアイテムを吟味し、ディスプレイすること。そうすることで、見てくださる方に伝えたい思いが届けられると信じています」。