卒業生に聴くスクールと仕事の両立
食品業界でパッケージ周りの仕事を担当している草部さん。クライアントは洋菓子店やカフェなどで、ラッピング方法をアドバイスすることも。しかし近年は「商品をどう並べれば、お客さまにインパクトを与えられますか?」といった相談を受けるようになりました。
「でも、これまでディスプレイについて学んだことはありません。依頼を受けても、自信がないのに提案しなければならない。そんな状況にもどかしさを感じていました」
そこでインターネットでディスプレイを学べるスクールを検索することに。探してみると、唯一ジャパンディスプレイクリエイターアカデミー(JDCA)だけが座学に加え、実践で学べるのが分かりました。また現役のプロが教えてくれる点も魅力に感じたそうです。
「実際に通ってみると、フラワーコーディネーター、デザイナー、ショップスタッフなど、さまざまな職種のクラスメイトと出会いました。今まで外の方の仕事を聞く機会はほとんどなかったから、非常に刺激を受けましたね。またスクールで出される課題に対してまったく違うアイデアで制作していくため、『こういうやり方、考え方があるんだ』と他の人の作品が参考になりました。皆さんの作品は後で見返していたいので、写真に撮らせてもらうこともあります」
授業は座学の後に実習を行うので、クライアントに提案する際、ふと学んだことを思い出す機会が多く、自然と身についていると実感。また「商品を三角形に置いた方が目立ちますよ」など理論も加えて説明するとクライアントが納得するので、自信をもってアドバイスできるようになったそうです。実際、JDCA で学んだことを活かし、仕事につながった案件もあるのだとか。
「当初企画書を作る予定ではなかったのですが、コンセプトから打ち立てコラージュも作ってみたところ、クライアントに喜んでいただき、受注することができました。今後はスクールで得たものを、どんどん実践したいです」