ディスプレイのヒト、モノ、コトをつなぐ JDCA

資料請求
  1. JDCA
  2. ディスプレイクリエイターとは
  3. 卒業生の紹介
  4. 吉富 幸恵さん

GRADUATE'S
卒業生の紹介

吉富 幸恵さん

JDCA3期生
2006年度受講生
学生時代から好きだった花を勉強するために、フラワーデザインを学ぶために花屋でバイトしたこともある吉富さん。その後、カラーコーディネイターの資格も取得したものの、そのスキルを活かせる仕事が見つからずにイベント企画・制作会社の営業として働いていました。やむない事情で仕事を一時中断した機会に自分を見つめ直し、スキルを活かして自分らしく働くための足がかりとしてJDCAに入学。今ではディスプレイコンサルタントとして全国にクライアントを持っています。
ディスプレイクリエイターとしてのご自身の作品紹介や、お勧めディスプレイ、アーティフィシャルフラワーの魅力を伝えるブログ掲載中。

ディスプレイの楽しさと難しさを前職で体験しました。

もともとお花のアレンジをやっていましたから、アーティフィシャルフラワーは大好き。フラワーデザインを勉強するために花屋でアルバイトをしたり、カラーコーディネイターの資格を取ったりしました。
前職は営業職だったのですが、ある時、百貨店に作品を飾る機会がありました。それがディスプレイとの出会いです。その時の仕事は予算の都合でプロにお願いすることができず、自分たちでディスプレイせざるを得ませんでした。「作品をただ置くだけ」だと簡単に考えていましたが、実際にやってみるとどこかあか抜けなかったり、作品が目立たなかったり。基本理論の必要性を痛感しました。

基本理論がわかって始めてトータルコーディネイトができます

現在は、ディスプレイクリエイター/パーソナルカラーディレクター/フラワーデザイナーという肩書きで活動しています。主な仕事は、商業空間のコンサルティングやスタッフの研修講師。商業空間と人とをトータルでプロデュースする仕事です。
そこではまず、お店のディスプレイはもちろん、そのお店で働くスタッフのメイクや服装、身につける色と空間との調和など、その空間に存在するもののトータルコーディネイトについてアドバイスしています。

空間をドラマティックにできる、唯一の職業だと思うのです

さまざまな知識や技術を覚えたあと、最後の「卒業制作」は、楽しかった!
デザインからトータルで作り上げて行くからやりがいもありましたし、完成したときには、達成感もひとしおでしたよ。
もちろん途中には難しい授業もありました。例えば「パース」。これまでやったことのないモノに取り組むのですから、最初は途方に暮れました(笑)。でも、先生が「技術よりも個性を活かして!」とアドバイスしてくださって、それに勇気づけられて。回数を重ねるごとにだんだん楽しくなってきたし、楽しみながらやるから自然と上達もしました。
そのほかの授業でも何度か先生に褒められた「色」の感性は、今では自分の個性だと思っています。自分の長所を見つけていただいたので、現在の仕事にもそれをどんどん活かしていくようにしています。

スキルだけじゃない、自分らしさの新発見ができました

ディスプレイクリエイターの仕事は、『空間にドラマ性を持たせること』がいちばん重要だと思っています。例えば、お花を飾るだけなら花屋さんやフラワーアレンジャー、フラワーデザイナーができる。でも、ディスプレイクリエイターなら、そこにストーリー性を生み出すことができるのです。実際、私が店舗に対するコンサルティングやプロデュースをする際にも、「空間全体がよりドラマティックになるように仕上げます」とお伝えしています。 ディスプレイは、私にとって、知れば知るほど奥深くて楽しいもの。クライアントさんごとにディスプレイに対しての意見や見方は多種多様ですし、求めているものも異なります。ですから、私は、その個々のニーズを踏まえたうえで空間に命を吹き込むことを常に考えて、仕事をさせていただいています。

MESSAGE

実践力が本当に身につく、それこそがJDCAの魅力の軸です。「こうなりたい!」という具体的なイメージを持っている方にとっては、学んだことがすぐに仕事に活かされる場面もたくさんあるはずです。そして、具体的なイメージをまだ持ってない方でも、学んだことを軸にした仕事が見つかると思います。特に次のような方にJDCAはおすすめです!

(1)現場のクリエイター魂から刺激を得たい方。… JDCAは、「講師対生徒」という形式にこだわったスクールではありません。常に現場の意見や感想を聞けるので、とても刺激的です。自分の憧れが具体的な形として見えてくるのも、そんなフレンドリーな環境だからこそだと思います。

(2)現在自分の仕事を持っている方、今後やりたい仕事が決まっている方。…講師やスタッフは、受講生の夢に対して真剣に考えてくれますし、頑張ってケアしてくれます。教えるだけの学校が多い中、とてもありがたいことだと思います。

(3)実践あるのみ!と思っている方。…実際の商業空間の中で行なう授業というのは、そうそうあるものではありません。毎週通うだけでも勉強になる。そういう空間に身を置くことそのものが大きな刺激になります。みなさんもぜひJDCAでたくさん刺激を受けてください!