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季節感を取り入れて。夏らしい店舗ディスプレイ術

2018.08.08

センスを武器に働く! インテリアコーディネーターの仕事内容とは?

アパレルショップや雑貨店、インテリアショップ、飲食店など、店舗のジャンルを問わず、ディスプレイをオシャレに見せてお客様の目を引くためには“季節感”を意識することが大切です。
また、季節・期間限定の商品などを魅力的に見せるためにも、季節感を取り入れたディスプレイが役立ちます。
そこで今回は、夏の季節にフォーカスして、夏らしい店舗ディスプレイのテクニックやアイディアをご紹介いたします。

夏といえば海! 流木やスターフィッシュなど、自然素材を取り入れて

夏と言われると、海を真っ先に連想するという方は多いもの。そこで、流木やスターフィッシュなど、海と関連するアイテムをディスプレイに取り入れてみましょう。
大きな流木にストリングライトを巻き付けて電飾として使ってみたり、スターフィッシュを店内のいたるところに散らして置いてみたりと、取り入れ方はたくさんあります。
 
また、アパレルショップや雑貨屋店の場合、天井や壁から紐を吊るして流木に巻きつけ、ハンガーラックとして使うというというアイディアもオシャレです。
あらかじめ流木に釘を打っておけば、ネックレスなどを引っかけることもできますよ。
見せる収納のようなイメージで、商品陳列とインテリアの両方を兼ね備えたディスプレイです。

涼”を感じさせる、ブルー系主体の店舗ディスプレイ術

暑い夏のディスプレイには涼しげな雰囲気を取り入れて、見る人に“涼”を感じさせたいものです。涼しさを感じさせるためにも、水やそよ風などを連想させる寒色のブルー系を主体としたディスプレイに挑戦しましょう。
とくに、透明感のあるブルーを選ぶと意識しておくと、より一層涼しげなイメージに仕上げることができますよ。
 
たとえば、透け感がありキラキラ光るブルーのシーグラスを、透明のボトルに詰めて置いておくだけでも涼しげなインテリアに大変身。
シーグラスはマリンアイテムとの相性がいいので、ネットや貝殻などと組み合わせてディスプレイするのがおすすめです。
 
また、日本らしい和のアイテムで涼を演出するのも◎ ブルーの和傘を開いて起き、あさがおの増加と組み合わせて飾ったり、ブルーの水風船を膨らましてビニールプールに浮かせたりなど、アイディアはたくさんあります。
日本の夏やお祭りシーンなどを再現したディスプレイは、インテリアショップや飲食店で取り入れるのがおすすめです。

フェイクグリーンを使って、夏らしいさわやかなディスプレイに

 
インテリアコーディネーターになるためには?

夏の太陽の日差しを浴びて元気に育つ観葉植物をディスプレイに取り入れると、オシャレと季節感の両方を演出することができます。
ただし、本物の観葉植物を使うには手入れの手間があり、ディスプレイの幅も制限されるので、フェイクグリーンを使うのがおすすめです。
最近では、本物と見間違えるようなものもあるので、こだわり派の方にもぴったりです。
 
ポトスなどの長く大きな植物は、背の高い什器の上から吊るすようにして飾ったり、床面に直接置いて配線を隠したりするのに使えます。
また、最近人気が高まっているエアープランツなどの植物は、商品と並べて置いたり、レジやショーウィンドウなど、目につきやすいところにディスプレイするといいでしょう。
フェイクグリーンを使ったディスプレイは、アパレルショップやインテリアショップ、雑貨店など、あらゆる店舗で取り入れるこができます。
 
季節感を取り入れたディスプレイは、通りがかる人の目につきやすく、オシャレで楽しい雰囲気を演出してくれます。
店舗のコンセプトや雰囲気とマッチした夏らしいコーディネートを心がけて、目を引く素敵なディスプレイを完成させましょう。