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通る人が思わず立ち止まる。ショーウィンドウをデザインする方法

2018.05.15

通る人が思わず立ち止まる。ショーウィンドウをデザインする方法

ショーウィンドウは集客に大きな影響を与えるものであり、ブランドイメージを表現するためにも重要なものです。
美しく印象的なショーウィンドウを作ることで、店舗の敷地内に足を踏み入れていない通行人にもブランドの宣伝ができ、見込み顧客として迎え入れることもできます。

とはいえ、ショーウィンドウでブランドのアピールが成功するのは、素敵なデザインがあってこそ。
見た人の心を動かすショーウィンドウがデザインできなければ、せっかくのディスプレイが台無しになってしまいます。
そこで今回は、誰もが見とれる素敵なショーウィンドウのデザイン方法をご紹介いたします。

ショップ運営におけるショーウィンドウの重要性とは?

ショーウィンドウは商品やブランドイメージをプロモーションするためだけでなく、さまざまな役割を持つスペースです。
一般的にショーウィンドウは路面にあるので、不特定多数の人々にブランドの宣伝ができます。
ショーウィンドウで多くの人の目を引けば引くほど、「店舗の中はどうなっているのだろう」「他にはどんな商品があるのかな」などと潜在顧客の心を動かすことができ、店舗内に足を踏み入れる人々が多くなります。
すると、来店数が増えるため、実売にもつながりやすくなるのです。
このことからもわかるように、ショーウィンドウは結果的に実売につなげるセールスプロモーションの一環といえます。
店舗の売り上げを伸ばすためには、ショーウィンドウのデザインに力を入れることが大切なのです。

思わず見とれる、印象的なショーウィンドウのデザイン方法

・安定感を与える「シンメトリー構成」

シンメトリーとは、左右対称という意味を持つ言葉です。
ショーウィンドウを真ん中で縦に1/2に分けたとき、左右対称になるように飾りつけていくデザイン方法をシンメトリー構成といいます。
きっちりと規則正しく並べられていると、見ている人に安心感を与えることができ、好感アップが期待できます。
主役級のドレスや最新のインテリア家具など、なにか1つを目立たせてクラシカルな装飾に仕上げたいというときにはシンメトリーの構成がおすすめです。

・目に留まりやすい装飾に「三角構成」

三角構成は、最もポピュラーなデザイン方法といえます。
たとえば、マネキンを3体使ってディスプレイする場合、台などを利用して1体のマネキンを高いところに配置し、2対のマネキンを床に配置します。
すると、3体のマネキンの位置関係が三角形になり、安定感を与えながらも印象的なディスプレイに見せることができるのです。
正三角形にすると真面目できちんとした印象に、二等辺三角形や不等辺三角形にすると自由で表情柔らかな印象を与えることができます。

・カジュアル感を演出するなら「アシンメトリー構成」

カジュアルな雰囲気で、飾りすぎないラフな印象を与えたいという場合には左右非対称のアシンメトリーな構成にするのがおすすめです。
ショーウィンドウを真ん中で縦1/2に分けたとき、左側には観葉植物や雑貨などで飾りつけをし、右側にマネキンを置いて商品をアピールします。
このように、規則性をあえて作らずに自由にデザインすることで、肩の力が抜けたナチュラルなショーウィンドウに見せることができるのです。
カジュアルが売りのアパレルショップや雑貨屋などに多く見られるデザインといえます。

 
思わず見とれる、印象的なショーウィンドウのデザイン方法

ショーウィンドウは、作り方1つでブランドのイメージが変わるといっても過言ではないほど、重要なスペースといえます。
人の視線と心を奪うショーウィンドウを作るためにも、ディスプレイクリエイターの勉強をしてセンスを磨きましょう。