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ショーウィンドウ作りの達人「デコレーター」の仕事内容

2018.06.22

ショーウィンドウ作りの達人「デコレーター」の仕事内容

誰もが一度は、路面店やファッションビルのショーウィンドウを見て足を止めたことがあるのではないでしょうか。
通行人の視線を釘付けにする美しいショーウィンドウは、「デコレーター」と呼ばれる職種の人々によって作られています。
一見すると華やかな職種と思われるデコレーターですが、具体的にどんな仕事を担っているのでしょうか。
今回は、ショーウィンドウ作りに欠かせないデコレーターの仕事内容を掘り下げていきます!

ショーウィンドウを作る「デコレーター」の仕事内容

ショーウィンドウのような店舗ディスプレイ制作に携わる職業はたくさんあり、デコレーターという職業はその中の1つです。
一般的に、ショーウィンドウのような大きなディスプレイを作り上げる場合、デコレーターだけでなく、ディスプレイデザイナーやプロップスデザイナーと呼ばれる職種の人々と一緒に仕事をしていきます。
 
ディスプレイデザイナーは、ショウウィンドウのディスプレイデザインを担当する職種です。
実際に飾り付けを行うのではなく、トレンドや季節感、クライアントの要望を基にデザインを作り上げるのがメインの仕事となります。
プロップスデザイナーはショーウィンドウのディスプレイに使用する小物をデザインしたり、実際に制作したりするのが仕事です。
ショーウィンドウに飾る商品をより引き立てるための演出小物を作成します。
 
そして、ディスプレイデザイナーが作り上げたデザインを基に、プロップスデザイナーが制作した小物などを使って実際にショーウィンドウを飾っていくのがデコレーターの仕事です。
1つのショーウィンドウを作り上げるためにたくさんの人々が関わっていますが、その総仕上げを担うのがデコレーターなのです。

デコレーターのやりがいや道のりとは?

 
デコレーターのやりがいや道のりとは?

・デコレーターという仕事のやりがいについて

デコレーターは、ただただ美しいショーウィンドウを作ればいいというわけではありません。
美しく高センスであることはもちろん、ショーウィンドウを見た人を店舗に引き寄せ、実売につなげなければならないのです。
 
そのため、自身がショーウィンドウに飾った商品が実際に売れていくときが一番やりがいを感じるといいます。
ショーウィンドウがお客様の目に留まって共感が得られ、そのおかげで購買につながる瞬間こそ、仕事へのやりがいや達成感が得られるといえるでしょう。

・デコレーターになるまでの道のりとは?

美的センスが求められる華やかな職種でありながらも、細かな作業も必須といえるデコレーターという仕事に就くためには、ディスプレイの勉強をする必要があります。
ディスプレイクリエイター資格の勉強をするとデコレーターはもちろん、ディスプレイデザイナーやプロップスデザイナーの仕事内容についても学べるので、ショーウィンドウ制作に必要な知識や技術を広く学ぶことができます。
また、デコレーターはディスプレイ会社に入社して働くのが一般的ですが、センスや技量が認められればフリーで活躍することも可能です。
夢と可能性が大きな職種といえます。
 
ひと口にショーウィンドウと言っても、百貨店やアパレルの路面店、駅ビル、飲食店、雑貨店などたくさんの種類があります。
このことからも、デコレーターは幅広く活躍できる職業といえます。
華やかなディスプレイ業界の中でも花形といえるデコレーターの仕事を目指すためにも、ぜひディスプレイクリエイターの資格取得に挑戦してみましょう。