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JAPAN DISPLAY CREATOR ACADEMY

卒業生の紹介

卒業生の紹介

大槻 順子さん

OPENに向けた準備期間での決意

「うさぎの花屋」のOPENに向け準備に追われていた頃、その備品を調達しに横浜ディスプレイミュージアムに足を運んだんですね。その時目に留まったのがJDCAのパンフレット。「空間を総合的にプロデュースする」という点に、とても魅力を感じ、空間を扱うプロの指導を受けてみたい気持ちでいっぱいになりました。そしていくつかの体験講座を受講していくうちに、「これからの仕事で役に立つ」と確信をしましたね。周囲の方々からの協力も得ながら6ヶ月のスケジュールを調整し、入校を決意しました。


世代を越えたチームワークに

クラスメイトの年齢層は若かったですね。娘ほどの世代の方たちと一緒にグループ作業したり、ランチで盛り上がったり、とても楽しい時間を過ごすことができました。若い世代の方たちの感性も、とても良い刺激になりましたね。また逆に、若い世代の方たちが私の姿を見て、「年を重ねても、いつまでも現場で活躍できるんだな」なんて、前向きに感じていただけたら嬉しいですね(笑)。


授業の様子


「自分流」を見つめなおせた時間

外のウィンドウJDCAを卒業して本当に良かった感じることは、今まで自分流で創作していたことを再度見つめ直し、さらに効率的に仕事をこなす手法が身についた事。自分流でもそれなりに出来てしまっていたので、その手法の枠を越える事はあまり無かったのですが、先生方からの指導により、作業動線の見直しや、提案力を養えたことは、私にとって大きな財産になっています。 「うさぎの花屋」外壁にあるウィンドウには、JDCAで学んだ技術を随所に活用しました。効率的な作業動線を考慮し、ウインドウの開閉口を外側にしたのです。JDCAに入校する以前は、内側から作業できる設計を計画していましたが、ひとりでの作業の場合はこの方がとても効率的でしたね。ご指導いただいたN講師には大感謝です。

自分の引き出しをまた増やすことができました

私の家庭は、祖母の代から自宅で華道のお稽古を開いていたので、家には剣山や大きな花ばさみ等がたくさんあって、2才の私はよくそれで遊んでいたそうです(笑)。おそらく、そんな道具との触れあいから創作活動は始まっていたんですね。創作というのは道具や素材の使いかた次第で、想像以上の多様に富んだものが出来上がります。この6ヶ月を経て、さまざまな「発想」という引き出しを増やすことが出来ました。また、それを効果的に組み合わせる「技」という引き出しも増えたようです。幾つになっても学ぶ精神を忘れずに、引き出しをどんどん増やしていきたいですね。
中の様子



ウサギの花小屋

外のウィンドウうさぎの花屋千葉県「三陽メディアフラワーミュージアム」内の一角ブース。「うさぎの花屋」というのはコンセプトテーマであり、パリの街中にある花屋をイメージした提案ブース。季節ごとのフラワーデザインを発信している。マミフラワー講師である古くからのパートナーと、2人でアイディアを出しあいながら展開している。テーマ性のあるコンセプト設定が、訪れる人々を飽きさせないブースとして親しまれています。

(2014年1月)

profile
大槻 順子さん
大槻 順子さん JDCA15期生
2013年度ライセンス取得コース受講生

2013年10月卒業生
マミフラワー船橋指定教室責任者
「うさぎの花屋」プロデュース&デコレーター

短大(服飾)を卒業後、大手家電メーカーに就職。制服のデザインが気に入らず、会社に申し入れをし、自ら4着の制服をデザインし採用された。また、ケーキコンテストでは入賞の実力も持ち、自宅でケーキ教室を開催していた時期もあった。マミフラワー講師として活躍をする傍らで、ホテルのロビー装飾やイベント装飾などを請け負う。時代の移り変わりに常にアンテナを張り、好奇心を揺るがす事にはジャンルを問わず、果敢にチャレンジしている。

message

私はマミフラワーデザインスクールの講師として、教室運営や花装飾の仕事に携わっています。JDCAの入校にあたっては、「今さら学校へ?」と首をかしげる方もいらっしゃいましたが、空間構成をプロデュースするスキル向上のため、受講を決意しました。若い方々とご一緒の勉強はとても刺激的で、新鮮な気持ちになりましたね。また、「空間を扱う専門家」である現役講師の方々から直接多くを学ぶことができましたので、さまざまな発見がありました。学んだことは現場でそのまま活かせているので、本当に感謝しています。同じ時間を過ごした新しい仲間や講師の方々との出逢いを大切に、今後も視野を広げながら活動していきたいと思っています。


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