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卒業生の紹介

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スキルアップで仕事の幅を広げたい

新設「テクニカルレッスン・フラワー」を受講された向島由賀さんに、授業の合間にお話を伺うことができました。現在手がけているウィンドウ制作でのエピソードと共に、六ヵ月に及ぶスクールライフを振り返っていただきました。向島さんは、静岡県のご自宅から横浜まで約2時間かけて新幹線通学されています。週に一度とはいえ、ご家庭とお仕事を兼ねながらの通学
は容易ではありません。しかしながら、向島さんは皆勤賞!お話を伺っていても疲れた様子は微塵も感じられません。ネイルアートやスイーツデコといった女性らしく可愛らしいクラフトを得意とし、それぞれの資格をきちんと取得して仕事に結びつけているスタイルは、女性の働き方として理想的なタイプ。それでもまだ学ぶ気組みをゆるめずに、新たな可能性を素描し始めた向島さん。決して気負うことの無いすっきりとした笑顔が印象的でした。


店舗の様子


「もともと花が大好きで、生花店で働いていたこともあったんです。ネイルの資格を取得してから自宅サロンを始めたのですが、たまたまネイルの資材を買い付けに都内に出向いた頃、スイーツデコのお店が気になってふらりと入ってみたら、すっかりハマッてしまったんですね。それからスクールに通って資格を取得したんです。ネイルと違って、スイーツデコはサイズ感も豊富だし、立体デザインも楽しめるし、ネイルアートのような遊び心も、ファンタジーもあります。ギフトにも喜ばれるので、たくさんの笑顔が生まれるんですよね。すぐに自身のレッスンにとり入れてメニューを増やしたので、お教室にもいろいろな年齢層の方が集まるようになって、賑やかになりました。仕事の幅が広がるとたくさんの方との出逢いもあって、作品展示会や自分の作品を〈見せる〉ことの重要性を感じました。作品ひとつひとつをどう演出するのかも、創作活動の延長です。自己流では、どうしても中途半端でした。横浜ディスプレイミュージアムへは、よく資材を買いに来訪していたのですが、いつしかJDCAのパンフレットが気になっていたんです。そんな時、事務局の方に話を伺うことができて相談したところ、〈学びたい〉と言う気持ちがどんどん膨らんで・・・。体験講座などもたくさんあって勧められたのですが、(右脳派なので?)直感的に即決でした(笑)。とりあえず、チャレンジコースという基礎から始めたのですが、授業は毎回楽しくて、すぐに編入を決めました。特にテクニカルレッスンのフラワーは楽しみで、本間先生の授業では、教室に入ると、その日の作品が綺麗にディスプレイされているので「わぁー♪」って、いつも朝からテンションが上がりましたね。
授業の様子


講師陣の現役パワー

「ウィンドウ制作は、スイーツデコレッスンの広告です。想定するクライアントは、静岡県の総合カルチャーセンターSBS学苑。当学苑は、現在実際に講座を請け負っている取引き先でもあるんです。このSBS学苑の講座担当者の方に向け、レッスンの新メニューをPRする、というリアルな想定で、ウィンドウ製作にとり組みました。自身の仕事に絡めた想定なので、頭の中ではとてもイメージが膨らみやすかったのですが、いざ、それを企画書として書面で表現する事には、とても苦労しました。もともと左脳系?の図面やパースは不得手だったので、授業でも苦手意識が拭えず・・・。でも、空間を表現するには最低限の必須テクニックだという事が解ったので、ここで学べてよかったです。そしてメインの作品(クレイケーキ)はすぐにイメージどおりに仕上がったのですが、背景づくりでは、予定していた布が完売してしまったりとハプニングもあって、ちょっと慌てました(笑)。でも、こういう現場感も楽しいんですよね。クラスメイトともすっかり同志として意気投合して、助け合ったり励ましあったりしました。長距離の通学が苦にならなかったのは、なんと!クラスに同じ静岡から通う子がいたからなんです。彼女と同じ新幹線で通えたので、学生気分で楽しくて、片道約2時間なんて、あっという間でしたよ。」

さらにもっと!学びたくなる気持ちでいっぱいです

「すっかり意気投合した静岡仲間の北條さんは、ブライダル関係のお仕事をされているので、この出逢いをきっかけに、卒業後には一緒に仕事が出来たらいいね!なんて、夢が膨らんでいます。社会人になってからのスクール生活は、それぞれ仕事や環境の異なる方たちとの出逢いがとても貴重ですよね。仕事や経験のジャンルは全然違うけれど、ディスプレイという共通の好奇心をもった人たちが集まるのですから。さらに、JDCAでは素材との新たな出会いもありました。アーティフィシャルフラワーは、生花よりもクラフト的な要素が多いので、また違った楽しさや可能性があるんですね。自分の教室でも、今までワンポイントの素材としてとり入れたことはあるのですが、こんなにもデザインの幅が広がることを、テクニカルレッスンでは学びました。知っていた素材でしたが、まるで初めて出会った素材のようなワクワク感を覚えました。素材をたくさん知ることは、創作の可能性がどんどん広がります。そしてたくさんの人との出逢いは新しい自分を発見するきっかけにもつながります。自分の経験ひとつひとつがあちこちにリンクし合って、これからも自分らしい〈色〉で仕事の幅を広げていけそうです。自分のお教室でも、学んだことをどんどん反映させていきたいですね。そしてまた余裕ができたら、テクニカルレッスンVMDも受けたいですね。」
(2014年12月に取材した記事を掲載しております。)

profile
向島さん
向島さん JDCA16期生
2014年度ライセンス取得コース受講生

2014年12月卒業生
静岡スイーツデコレーション&クレイフラワースクールFran D'or 主宰
Dolce Deco 認定Basic

静岡県で自宅を利用したサロンを主宰している。当初はネイルサロンからスタートしたが、現在はクレイ粘土を使用したスイーツデコレーションのレッスンも加え、その幅を広げている。高校生と小学生の二人の愛娘をもつ母、39歳。自宅のある静岡から新幹線でJDCAに通学。


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