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卒業生の紹介

卒業生の紹介

幼少の頃の鮮明な記憶とイメージが、憧れの源でした

幼少期のほとんどをアメリカで過ごしました。いま思えば、課外活動やアートの授業が盛んであった現地のローカルスクールでの経験は、何かを創りあげていく過程、更にそれを友達と共有していく楽しさを知った、今の原点なのではないかと思います。言葉も通じない場所でコミュニケーションがとれたのは、何かを創りあげる共通の活動があったからだと思います。
そんなアクティブで刺激的だった幼少時に比べ、日本での学生時代は色彩や服作りには興味がありましたが、趣味程度。将来の職業を考えた時、出会いの多い仕事、語学を活かせる仕事ができればなぁ・・・とは思っていましたが、まさかディスプレイに関わる仕事をするなんて・・・!今考えても驚きです。そもそもそんな職業の存在すら知らなかったんです。(苦笑)

漠然とした焦燥感の解決の糸口を探していたのです

教育課VP研修担当となって、ディスプレイ・VMDについて調べていくうちにJDCAを知り、すぐに授業見学、業界セミナーを受講。「私が求めているものそのもの!」と、とても興味を持ち学びたい気持ちが強くなりました。幸いVMDスクールで学んだ経験のある上司の後押しと、会社のサポートもあって入校が決定。想像通り、毎回授業が楽しくて夢中になりました。又、同じ時間を共有する仲間との出会いも重要でした。好きな事(ディスプレイ)が一緒という共通点と、一緒に過ごした半年間はとても大きいですね。卒業した今でも、月に1度は連絡を取合って集合しています。近況を含めていろんな話しをすることはとても刺激になり、アメリカでのローカルスクール時代を彷彿とさせました。こんなに大切な仲間ができるとは思ってもみなかったので、JDCAでの出会いには感謝、感謝です!

幅を広げるチャンスは今しかない!
その強い思いが入校動機です

卒業制作のウィンドウは、自社商品でいこうと最初から決めていました。会社のDNAを残しつつ、何か新しい発想とイメージを表現したいと考え、上司と話し合いながらイメージを膨らませていきました。設置場所が小スペースだったので、歴史、伝統、コーポレートカラー、そして商品(靴)の兼ね合いを考え、話し合いは想像以上に白熱しました。完成した作品にはとても満足しています!おまけに卒業式では優秀賞受賞という嬉しい評価までいただき、現在の自信に繋がっています。
卒業後、渋谷マークシティ正面の6角ウインドウのディスプレイを任されました。ウインドウは「大人の休日」をテーマに、商品であるシューズを赤のアクセントカラーで目をひかせ、風に舞ったチラシ、ブランコに乗る男性によって、アクティブで大人の遊び心までを表現しました。このウインドウによって、商品の売上げも好調に!スクールで学んだ事が実際に仕事で活かせていることをしみじみと実感できた、大きな経験でした。
ディスプレイは、出来上がったものが全ての結果主義です!制作過程に評価はありません。いくら一生懸命悩んでも、いくら制作に時間をかけても。いかに一目でメッセージを発信できるか、そして共感してもらえるかが勝負であり、醍醐味なのだと思います。

先生、仲間、テキスト。JDCAで得たものは私の財産です

社員、店舗スタッフに向けてのVP研修担当として活動していた時期は、カリキュラムやテキストづくりにも携わり、接客中心だった基礎研修にVMDを加え、より実践的な実習にしました。また実施した効果が売り上げに結びついているかの効果測定しフィードバックを行い、ディスプレイ次第で販促に繋がる事実を数字でも検証し、VMDの重要さを伝えてきました。あまりディスプレイに興味のなかったスタッフが「ディスプレイって楽しいですね♪」と目を輝かせている表情を見ていると、JDCAに通っていた頃の自分が重なります。
現在は新設された婦人ブランドの専門部署で基礎的な店舗オペレーションからMD、スタッフ管理など、ブランドにおける全ての業務を見据え、仕事の範囲を広げながら業務に取り組んでいます。米国で発展しているブランドを日本のマーケットに合わせながら、そのブランドのDNAをより魅力的に表現する売り場作りが今後の課題!まだまだ発展途上のブランドでそれを創り上げる過程に参加できることは、本当に良い経験だと思っています。JDCAで学んだこと全てをしっかりと自分のものにしたら、今度は私の番!仕事のパートナーたちにもその重要性と感動を伝えながら、これからも新しいカタチを産み出していきたいと思っています。

profile
田辺 千尋さん
田辺 千尋さん JDCA 4期生
2006年度ライセンス取得コース受講生

2008年に(株)リーガルコーポレーション入社。小売事業本部での経験を積み、小売統括部教育課に異動となったのを機にJDCAの「ライセンス取得コース」に入校。基礎をしっかりと身につけ、スタッフの教育研修やディスプレイ現場でも活躍してこられました。現在は新設された婦人ブランドの専門部署「naturalizer」営業部に新戦力として抜擢され、ブランドショップの店舗オペレーションに関わる業務全般を手がけています。

message

「ディスプレイ」と聞いて、感性やセンスが重要だと思う方も多いと思いますが、いくらセンスがあっても、基礎がなければディスプレイの成立は難しいと思います。センスだけでは人の足を留めることは出来ないのです。JDCAでは、その基礎となるすべての部分を学べます。なんとなくディスプレイに興味を持ち、なんとなくこのホームページを見つけたのも何かの縁!まずは自身で体験してみてください。自分の手がけたウィンドウが街中で人の足を留めているシーンが現実的に近づいてきますよ。


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