ディスプレイのヒト、モノ、コトをつなぐ JDCA

資料請求
  1. JDCA
  2. コラム一覧
  3. 販売スタッフだけで終わらない! キャリアアップに必要なスキルとは

販売スタッフだけで終わらない! キャリアアップに必要なスキルとは

2018.02.14

販売スタッフだけで終わらない! キャリアアップに必要なスキルとは
 
他の店舗よりも売り上げをアップさせるためには、品揃えや販売スタッフの接客術が重視されがちですが、店舗の見せ方もとても大切です。
綺麗にディスプレイするだけではなく、販売促進に結び付く商品陳列や商品演出を理解して売場づくりを行うことのできる人材が重要となります。
ディスプレイスキルやテクニックを身につけることで、他の販売スタッフたちと一歩差をつけることができるのです。販売スタッフとしてのキャリアアップをお考えの方は、ディスプレイについて学んでみましょう。
 

雑貨店において店舗ディスプレイが重要な理由

今やショッピングモールや駅ビルなどの商業施設には、必ずといっていいほど数件の雑貨店が入っています。この中で他の店舗との差をつけて売り上げをアップさせるためには、商品の魅力を引き出すディスプレイで店舗への誘導を導き、入店していただかなければなりません。
 
そこで重要になるのが、ディスプレイテクニックです。
大胆に商品を並べ、目立つようにコーディネートをしただけでは、お客様の目を引くことはできても購買につなげていくことは難しいことです。
 
近年では、単にモノをオシャレに並べるだけでなく、購入後の使い方や楽しみ方などを提案するライフスタイル型のディスプレイが重視されています。
理想の暮らしが買えるお店や共感しながら買いたくなるお店などを目指し、リアル店舗の持つ価値を高めるための売場づくりや商品陳列をすることで、お客様に「このお店で買いたい」と思っていただくことが大切なのです。
 

販売スタッフのキャリアアップのために必要な「VMD」

海外のアパレルショップなどでは定番の「VMD」。
「VMD」とはビジュアル・マーチャンダイジングの略で、お客様が見やすく購入しやすい売り場をつくるためのマーケティング手法のことです。
お客様の視線に訴えかけ、購買につなげるというディスプレイを重視したマーケティング手法ともいえます。販売スタッフとしてキャリアアップするためには、VMDの知識を身につけることが大切です。
そんなVMDには、「VP=ビジュアル・プレゼンテーション」「PP=ポイント・オブ・プレゼンテーション」「IP=アイテム・プレゼンテーション」という3つのポイントがあります。
それぞれの特徴をチェックしてみましょう。
 
VP=ビジュアル・プレゼンテーション
VPは売り場の全体のイメージを決めるディスプレイのことです。
具体的にはショーウィンドウや店舗入り口のディスプレイを指し、お店の第一印象に関わるといっても過言ではありません。お客様の目線に真っ先に入るのがVPなので、これによってお客様が店舗に立ち寄るか立ち寄らないかが決まります。
 
PP=ポイント・オブ・プレゼンテーション
PPは、売り場の各コーナーを代表するテーマや商品をディスプレイして、売り場内のポイント訴求を行います。壁面や棚什器、テーブル什器の上部など、売り場内の各PPへお客様を誘導するのが目的です。
PPが上手くいっていればお客様の店舗内の滞在時間が長くなり、売り場だけでなく商品への興味を惹きつけることができます。
 
IP=アイテム・プレゼンテーション
商品自体の並べ方に関わるのがIPです。オシャレで見やすいようにディスプレイすることはもちろん、見やすく選びやすい商品陳列で、それぞれ商品の魅力を伝えていきます。IPがきちんとできていれば商品の購買率をぐっと高めることができます。
 
販売スタッフだけで終わらない! キャリアアップに必要なスキルとは
 
VMDは商品を販売する上でとても重要なマーケティング方法といえます。
「ただの販売員で終わりたくない!」「店舗にもっと貢献がしたい!」というキャリアアップの気持ちがあるのなら、VMD理論を理解し、実践的な学びをとおして技術(テクニック)まで習得できるスクールで、ディスプレイクリエイターの資格を取得するのがおすすめです。
ディスプレイクリエイターの資格を取得することで、デザイン性が高く売り上げにも貢献できるディスプレイが作れるようになります。
自身のキャリアアップのためにも、ディスプレイクリエイターの資格取得を目指しましょう。