2018.02.06
ショップに陳列されている商品を売るためには、店舗ディスプレイや売場作りの方法がとても重要になります。どんなにオシャレでトレンド感たっぷりの商品を扱っていても、並べ方や見せ方が適当では実売につなげることはできません。
売り上げをアップさせるためにも、店舗ディスプレイのコツをチェックしましょう。
アパレルショップの売り上げをアップさせるためには、商品を充実させるだけでなくディスプレイや装飾にこだわることが大切です。オシャレで見やすいディスプレイを作ることでお客様からの注目や興味をひくことができ、売り場に引き込むことができます。
見ているだけで楽しくなるような素敵なディスプレイをすることで、お客様の購買意欲を高めることができるのです。商品が手に取りやすく見やすいディスプレイを心がけ、売り場に気軽に立ち入れるような明るく開放的な空間をつくることが重要です。
また、季節感やトレンド感をディスプレイの中に取り入れることで、お客様の目を楽しませることができ、ショップのファンや顧客獲得にもつながります。お客様の中にはショップのファンだから購入するという方もいるため、お客様の憧れを引き出せるようなディスプレイや装飾を心がけることが大切です。
ディスプレイをするときは「キレイに並べよう」と意識している方もいると思いますが、キレイさよりもインパクトを重視するのが1つのポイントです。
たとえば、同じようなデザインでサイズ感も一緒のバッグをただ横一列に並べれば、統一感が出て整頓されている雰囲気は演出できるでしょう。しかし、インパクトを与えることはできず、お客様の目には留まらない可能性が高くなります。
お客様の興味をひき、商品を手に取ってもらうためにはメリハリを意識してディスプレイし、インパクトを与えることが大切です。そこで使えるのが、三角形を意識して商品を陳列するというテクニック。「低い・高い・低い」「小さい・大きい・小さい」というように、高さや大きさが違う商品を三角形のように並べると、真ん中にあるアイテムを目立たせることができ、お客様の注目を集めることができます。
また、店舗の売り場内にほどよく「間」を取り入れることも大切です。おすすめしたい商品がたくさんあると、どうしても平置きのアイテムが多くなりがちですが、什器の上に商品がところ狭しとならんでいると、かえって1つ1つのアイテムが目立たなくなってしまいます。
商品のよさやデザイン性をきちんとアピールするためには、ほどよく間を取り入れて店舗内のスペースを贅沢に使うことも大切なのです。
お店の商品を上手にアピールするためには、店舗ディスプレイや売場作りが重要であることがわかりました。このようなディスプレイ術を身につけるためには、ディスプレイクリエイターの資格取得がおすすめです。
ディスプレイクリエイターとは、ショーウインドウや店内のディスプレイをつくり上げるプロのこと。空間の使い方や色の合わせ方、トレンド感や季節感の取り入れ方などを計算して魅力的な売り場を作るプロフェッショナルです。
現在のアパレル業界においてディスプレイは、販売トークや接客術よりも重視されているといっても過言ではありません。ライバル店舗との差をつけるためには、商品を効率的にディスプレイし、お客様の目に訴えかけることが大切なのです。
自身のスキルアップのためにも、ディスプレイクリエイターの資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。